2025-12-11から1日間の記事一覧

第4話:流砂に呑まれた先にあったのは、やはり転玲共和国だった。

昨日の私は、ひどく荒れていた。 あんなに感情が暴れたのは、いつ以来だろう。 電話一本で心が爆発し、胸の中にあった砂が一気に崩れ落ちるような感覚。 気づいたら私は、感情の流砂に片足を取られていた。 ──サハラ砂漠なんて行ったこともないのに。 でもあ…