首相は目を閉じたまま、精神統一でもしているかのように微動だにしない。だが、その口からは小さな声が漏れ続けていた。 「水晶。」 「お守り。」 「水。」 「木彫り。」 「コイン。」 「鍵。」 「青・白・金。さくら色。」 言葉だけが、とりとめもなく続く。 「巻物。ぱら…
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