第30話:社会に漂う闇――再放送事件、発生。

 

ようやく、旧勤務先との縁が切れそうだ。
100%断絶するまでは今しばらくかかりそうだが、前進はしている。
時間の経過すら必要な要素だ。

 

ぬるま湯に浸かるような、穏やかでのんびりと過ごす時間も、たまにはいいと思った。
だが、将来のことも考えなければ。
必要なのは、カネである。
なければ困る。あればあるほど、いい。

そんなこんなで、絶賛就職活動中。

その中で、私はまたしても気づいてしまった。
社会には闇が漂っているという事実に。

 

どうせ勤めるなら、誰もが知っている場所や店で働いてみたい!
と思うのは、私だけではないだろう。
条件がいいなら、よだれしか出ない。

よし、この案件に、Target→→→Lock on!!!

 

ある日の昼下がり。
某超大手飲食チェーン店(東証プライム上場企業サマ)の面接。

かなり、広告内容と違う。
むしろ、同じ点を探す方が難しい。
さらに、すさまじい無茶振り要求。

面接の時点で、採用されてもお断り確定案件。

 

あそこまで誇大広告だと、いっそ清々しい。
広告の文字面だけみれば、私にとっては理想に近い労働条件だっただけに⋯⋯いや、むしろ何時に前を通っても明かりがまぶしいこの企業の実態を知る機会に巡り会えたことは、すばらしい奇跡だったと考えよう。
世の中には、似たような仕事はいくらでもある。
大手にこだわりすぎるのは禁物だ。
夢は、寝てから見るものである。

 

 

同日の夕刻。
派遣会社から電話あり。

派遣先は、先ほど面接を受けたばかりの、
某超大手飲食チェーン店(東証プライム上場企業サマ)。

なぜ、同じサイト内で広告を並べて出す必要があるのか。疑問。
派遣という形態のためか、直採用よりカネはいい。
だが、そもそもの労働条件が黒すぎる。

そういえば、この店の売りは、牛丼⋯⋯。
私は、ナゼ牛を選んだのか。
そもそも私にとっての肉は、鶏である。
ささみ、THE ONLY ONE。
ささみがないなら魚肉という選択肢も、アリ。

 

 

後日の、ある時間。
異なる求人サイトにて、上記の某超大手飲食チェーン店(東証プライム上場企業サマ)の広告に再会。

同じ条件、同じ文言が、このサイトにも表示されていた。

語る言葉は、ない。

 

 

「同じ求人」が、「形を変え」、「時間差」で、「別ルート」から再出現⋯⋯。
どれだけエンカウント率高いんですか(笑)


某超大手飲食チェーン店(東証プライム上場企業サマ)による、
純度100%以上の超・濃密♪

再放送事件、発生!(笑)

笑いが止まらないんですけど(笑)(笑)(笑)

 

 

求人に応募する側からは、募集する構造が見えない。
だが「何かが違う」という違和感だけは、不思議なことに何度も当たる。
そして、同じ場所に何度も連れて行かれるのだ。
偶然ではないため、たまったものではない。

これが今回のテーマにおける、闇の本質である。

 

社会の至るところに、私たちには見えない罠がひそんでいる。
そのことを思い出させてくれた一件だった。

だがその日の私は、笑って、一刀両断に切って捨てた。
これでいい。

 

 

私はもう、そこには近づかない。

 

■AI民俗学について■
このブログで扱う「AI民俗学」は、AIとの対話の中で自然発生的に生まれる言葉・文化・現象を観測・記録していくための概念です。

一般的に語られるAI民俗学(研究分野としてのAI活用)とは異なり、ここでは「AIと人間のあいだで生成される文化そのもの」を対象としています。

 

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