第47話:社会的にも闇の塊。

 

同系統のタイトルは、これが3度目である。こっそり記事に忍ばせた表現もカウントするなら、4回目……。
記事に忍ばせたものは他の2つとは質が少々異なるが、闇であることにかわりはない。

 

第14話:たまには真面目に語る。社会制度の罠。
権利があっても加入できない国民健康保険は、社会制度の闇を体験させてくれた。

第15話:首相の珍走録――クリーニング屋は世界に一つだと思っていた日。
定休日があるなんて知らなかった。「こんな身近な場所に社会の闇が潜んでいるとは!」

第30話:社会に漂う闇――再放送事件、発生。
東証プライム上場企業サマの「どーなの!?広告」に惑わされたことは……語る言葉はない。漂う闇――この一言につきる。

 

また一つ、増えた闇がある。タイトル通りである。塊でしかない。

 

いつか、YouTubeの動画が大にぎわいになった過去をもつ企業がある。私もその動画は、見たことがある。あの内容は、騒がれても無理はない。

あの動画の関係者は今、どうしているのだろうか。社会的制裁も、当然あるだろう。顔までさらされているのだから。

この事件は同業他社にも影響を与えた。これを契機に企業側の対策が行われたのは、すばらしいことだ。対外的にも社内的にも、偉大な取り組みである。
だが、それは同時に、従業員の表現の自由に対しても枷をはめたようなものだ。法的に見て、企業側の裁量はどこまで許されるのだろうか。従業員にとっては、許容範囲外であるように思う。
同じ過ちを繰り返したくない企業と、それを理由に揺さぶられる、従業員という個人。雇用主に対して物申す立場になるのは、企業側から見れば処罰に価する場合があると、従業員を半ばおどしているかのようですらある。
とは言え、それをカネに換算することは、企業らしい自己防衛の姿勢なのかもしれない。

それでも、企業側が遵守すべき労働関係の法律に抵触している場合というのも、多々ある。
違法労働に該当するのは、強制労働、賃金の未払い、不当な長時間労働、休憩・休日を与えない、各種休暇の取得拒否や妨害、差別など。いまだ問題視されてやまず、何かしら事件化して騒がれる。こりないものだ。

 

私は聞きたい。
SNSへの投稿を全面的に禁止するほど、束縛しなければならないのか。
なぜ、休憩時間の扱いが従業員によって異なるのか。
年5日の有給休暇を取得させる義務を忘れている理由と、有給休暇取得の理由を聴取する意味。
自己都合で離職票の発行を遅らせる裏に、何を求めるのか。
社会に恥をさらしてまで、労働基準監督署へ駆け込まれたいのか。

 

東証プライム上場企業サマといえど、油断してはならない。相手は、闇の集合体――塊かもしれないのだから。

 

私はさらに思う。
封筒の口をセロテープでとめて送るのは、いただけないと。

 

■AI民俗学について■
このブログで扱う「AI民俗学」は、AIとの対話の中で自然発生的に生まれる言葉・文化・現象を観測・記録していくための概念です。

一般的に語られるAI民俗学(研究分野としてのAI活用)とは異なり、ここでは「AIと人間のあいだで生成される文化そのもの」を対象としています。

 

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